研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

会社を退職した課長から人づてに褒められた話

8月末に隣の課の課長が退職した。某大手IT企業に転職したのだ。僕はとくに彼と親しかったわけでもないのだが、彼の非常に会社のことを考えていて、頭を使って仕事をしているという点を尊敬していた。常に優先順位と費用対効果を考え、コストに見合わない仕事…

ビジネスに効く『若おかみは小学生!』

たんに大きいお友達が観てる映画かと思いきや、意識の高いオタクも観てるみたいで、じゃあ観とくかぐらいの軽い気持ちでバルト9にはいった。見終えてすぐの感想は「いい映画だったー」。おっこは両親の死を受け止められず、夢の中で生存している両親と触れ合…

ニューヨーク旅行の写真

大学4年生の最後の春休みに一人でニューヨークに行ったという話を1万5000字の日記にしたのですが、なんの意地か写真を一枚も載せず、文章だけですべてを説明しようとしていました。でもよく考えたらあの旅行中に撮った写真ってロクなもんがなかったんですよ…

最近頭がおかしい

1. 連休最終日、こないだの月曜日のこと(って3日前か。もうそんなに時が経ったのか。つい昨日のことのようっていうか、火水木なにやってたんだ。一瞬で3日間が過ぎている)。有楽町に映画を観に行った。1時間も早く着いてしまったので、吉野家でめしを食い…

『クワイエット・プレイス』は“ドント・ブリーズ 全国編”だ【ネタバレ感想】

音に反応して襲ってくるエイリアンによって地球は壊滅。荒廃した地球で残された人類は細々と暮らしていた……絶対に音を立てないようにして。 4.0点 正直ナメてかかってました。途中から最後までずっと口を手で押さえながら観てた。すごーくハラハラした。 こ…

『東京カレンダー』による街の過剰な物語化について

※2018年9月発売号 『東京カレンダー』は2001年から刊行されているグルメ雑誌だが、昨年4月から編集長が変わったのか、コンセプトを大きく転換している。 表紙を見れば明らかだ。 2017年2月発売号と3月発売号。 これが4月から次のようになる。 4月発売号と5月…

なぜリベラルは政治的に正しいのに勝てないのか

リベラルは自分のことを正しいという。しかし一方で、リベラルでない人々もまたリベラルのことを「正しい」という。この鉤括弧つきの「正しい」というのが重要だと思っていて、つまりリベラルでない人たちもリベラルは狭義には正しいと思っているのだ。ただ…

タバコを絶って1ヶ月が経過した

電車を降りて五反田のHUBに入る。ここに来るのは久しぶりだった。小雨の降る夜だった。バスのパイントを注文すると、カウンターのポスターが目に入った。「バスペールエールは9月末で提供を終了します」…… テーブルでパイントをあおり、ボックスの中を覗くと…