死ぬ間際に、遺された者たちが思うのは、
1.「あとは任せてくれ」
2.「待ってくれ、あなたがいないと私は……」
の2つあると思うんです。
どのシナリオでも、猛将たちが美麗ムービーでばたばた倒れていきます。「呉」なんて、1回目の戦闘で父親が死にますから。
その死亡ムービーの演出がいちいちめんどくさいんですよね。戦が終結して
「やったー」
みたいなことを言ってるときに、急に
「ぐふっ……」
とかいって地に伏せ、
「大丈夫か!」
などと仲間に介抱されながら、
「もうこれまでか(云々)」
と、長々と辞世の句をしゃべって、はかったようなタイミングで息絶えます。
「いや、やりすぎだろ」といつも思ってるんですけど……
それでこの死ぬ間際のムービーを見ていて思ったのは、パターンが2つあるということです。上に書いたとおり、
1.「あとは任せてくれ」
2.「待ってくれ、あなたがいないと私は……」
なんですけど、もし自分の親が死ぬときには、前者の態度で接することができたらいいですよね。*2
こないだ読んだ「上野先生、勝手に死なれちゃ困ります」*3でも似たような議論がありました。詳細は忘れちゃいましたがそれはさておき、やっぱり今時の若者って後者の態度しかとれないような感じがします。
いや、今時じゃなくても、いつの時代も……?
上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください (光文社新書)
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