(瞬間日記のメモの切り貼りなので、文章に脈絡がないかもしれませんがご容赦ください)
と呼びかけていて、なんか怖かったですね。そういう勧誘とかするんだ……と。
で、地上に出たら、やっぱ普段とは違うなあという雰囲気がありました(普段の議事堂前とか知らないですけど。)。遠くからバンバンバンバンっていうお祭りみたいな音が聞こえてきたし、歩道には警棒を持った警官が沢山いました。
その音を頼りに歩いて行くと……
歩道沿いにデモ隊が!!
思ったより人少ない(^^;;
反対の主張を書いた紙を持った人たちが歩道を埋め尽くす。等間隔に立つ銀杏並木は彼らを静かに俯瞰していた。
シュプレヒコールをしていたので、デモ隊がいるのとは反対側の歩道から、動画を撮りました。
スピーカーを持ってる人が2人ぐらいいたんですけど、一方は国会に向かって、他方は僕のいる方に向かって叫んでましたね。
対岸で眺めてるのもつまらないので、意を決して横断歩道を渡りました。
警察の人たち、お疲れ様です。
さて、デモの端っこに到達した僕は、国会を横から見てみました。こっち側に来ると、人が全くいません。(写真は敷地内)
国会に向かう音塊が縦横無尽にリバーブし、人々の耳に響き渡る。
周りはやはりお年を召した方(婉曲)だらけ。その中でファッション左翼(推定)っぽい若者も点在していました。
あるおじいさんがポスターを持ってたんですけど、それが安部総理の「日本を、取り戻す。」のやつに落書きをしたやつで、セリフが「戦前の日本を、取り戻す。」に書き換わってて、安部総理の顔はヒゲとか髪型とかが加わってヒトラーみたいに仕立てられてました。
中央の方に行こうすると、署名を求められたりしました。こういうのは普通にスルーで問題ありません。
面白かったのが、あるおばさんと若い男性(プラカードを首に下げてる)の会話です。
女「私こういうデモに参加するの初めてなんですよー」
男「そうなんですかー。新聞はどこのをとっているんですか?」
何と言ったらどういう反応をするんですかね?
人を掻き分けて進んでいくと、「この先詰まっているので手前の方にお願いしますー!」と言って回るおばさんがいたので、引き返しました。残念。
潜入に失敗した僕は、取り敢えずさっきの反対側の歩道で写真を撮ったりしました。
一番声のでかい人がこの付近にいたんで、ここが正門前なのだろうか。
安保闘争から数十年、あの鉄塔は今も国会前の群衆を見つめる。
薄く色づいた葉々を裏側から街灯が照らす。枝の間隙を縫って差し込んでくる光が目に眩しい。
さっきは追い返されてしまったけど、僕はあきらめずに反対側の横断歩道を渡ってデモの中央に入り込もうとしました。
デモの熱狂に吹き飛ばされたように、車通りは殆ど無い。時々街宣車が通り、その時に僕たちはここが車道であることを思い出させる。
横断歩道を渡りきると、水色のダウンジャケットを着た男性が拡声器を持っていて、この人がさっきから警察に怒っている人でした。彼は過激な言動が目に余るのでしょうか、警察に取り囲まれていました。
男性は怒っていて、警察はじっと立っている。端から見ると、なんだかロックマンエグゼのフィールドみたいでした。キャラクターが口喧嘩してる。
こちら側は、正門前でマイクパフォーマンスしてる人のスピーカーがモロに向いているのでとってもうるさかったです。
赤ちゃんを体に巻いている男性が、タンバリンでシュプレヒコールを彩っています。めっさリズム感いい。たまーに手が休んだときに赤ちゃんがペンペン叩いていたのがかわいかったですね。しかしこの子は、こんなやかましい環境でよく静かにしていられるな……
デモ隊の中央に接近(2度目)を試みましたが、駐車場口を境に人口密度が激変してたのであきらめました。
仏教(?)みたいな格好をした人たちが、すごく細長いノボリを持って立っていました。なんていう宗派だろう? 黄色と白の服だったんですけど。*2
ところで冒頭に書いたように、人数少ないなーって思ってたんですけど、実際そうみたいです。
去年の官邸前反原発デモの最盛期に比べればもちろん少ないけど、何回かやればそれぐらい集まる雰囲気ある。どんどん人増えてる。
#国会に押し寄せよう #秘密保護法をブッ潰せ
— ものすけ (@monosuke_gohan) 2013, 12月 5
とまあ、レポートとしてはこんな感じでした。今日のところは疲れたので、明日感想を書きます。