12/5(木)の特定秘密保護法案(もう「案」じゃないですね)の反対デモを見に行った感想を書くと言ったのにずっと忘れてました。
そうですね、一言で言うと、無力感?
はっきり言って、こんなことしても政治家が、
「こんなに反対者が集まるとは! 民意だ! 私は賛成するつもりだったが反対だ!」
……とかなるわけないと思うんですよね。
実際、フツーに可決されてしまったし。
選挙とかでも、(僕はまだ投票できる年齢じゃないですけど)たった1票を投じるだけで何か変わるわけないでしょって、実は思ってるんですよね。だからといって「いっしょに○○に投票しよう!」とか呼びかけるのもだるいし?
ところで、デモーデモクラシーーdemocracyーというのは、和訳で民主主義ですが、デモを見に行った僕は、あれが民主主義の形なのかと少し引いてしまいました。
ただ全然成果を伴わないじゃないですか。
だから無力感を感じました。
警察はまるで幼稚園児たちの子守を担当させられているようでした。というのはデモをやっている人たちのことを幼稚だと言いたいのではなくて、遊ぶ権利(デモをする権利)を与えられた幼稚園児(反対者)が思いっきり遊んでるのを、喧嘩が起きないように見張ってるみたいな、そういう構図の説明です。
つまりデモが遊びに見えるってことです。少なくとも僕にとってはデモクラシー(笑)でした。
まあなんというか……やっぱりデモは民主主義的だとは思えなかったし、これはよくないんじゃないかって思いますよね。*1民主主義的だと思えなかった理由は、法案が可決されてしまったからではなく、納得していない一部の人に全然説明とか、対話とかをしてないからです。
説明とか対話とかは当然デモじゃ達成できないと思うし……例えば、政府がNHKのゴールデン枠を買って、反対者と首相が討論する番組をやればいいんじゃないとか思うんですけど。
あるいは対話とかすっ飛ばして、東浩紀さんの言う『一般意志2.0』が必要だなと思ったり……
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※追記
今気づいたんですけどデモってデモクラシーの略じゃなくてデモンストレーションの略ですね。
マジ恥ずかしい……