研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

シューカツとリベラル


「饒舌大陸Z」第1回 「就活のコツ、雇用の現実、これからの働き方、全部まとめて面倒みます!」 - 2015/01/14 20:00開始 - ニコニコ生放送

 

 タイムシフトで視聴しました。おもしろかったです。ぼくは就職とかホントいやでマジ働きたくないニート大学生(なお金欲しさにバイトはするもよう)なのですが、論壇は好きなので、雇用問題の番組とか書籍も見てしまうわけです。


 ぼくの気になったポイントとしては、まずヨーロッパの雇用形態の話。ヨーロッパでは資格保持者がかなり優位性を持っていて、資格がないと就職も転職もできないそうです。

   かれらは2年間の仕事の間に3ヶ月間の休みをもらえるのですが、その間に別の資格の勉強をするそうなのです。そして新たに資格を取り、べつのところへ転職するのですが、採用されたばかりなのでもちろん賃金は低いわけです。むしろ転職前より下がる。そして新たな職場でも3ヶ月の休みをもらい、資格の勉強をするそうです。なぜそんなことになっているか。

   それは、ある業種が駄目になったときのための保険なのだそうです。つまりリスクヘッジとして、様々な資格を持っていると。しかしこのような環境では、いつまでたっても賃金は停滞してしまう。そういう問題があると言っていました。

 

   つづいて日本型雇用とアメリカ型雇用の話。というよりも、バリバリ働くかのんびり働くかという話。「残業マジオッケーっすよ!b」的なバリバリ働く系の仕事と、残業ない代わりに給料は低めの仕事のどちらか一方を選択できるような環境がいいねと飯田さんは言っていました。

   この件に関して、ぼくは思想的にとてもいいと思いました。「これが正解だ」と言って自分の意見を最もらしく押し付ける社会はもう終わったんです。みな勝手に好きなように生き、誰もが互いに阻害しない、それが現代の正しい姿だと思うのです。それゆえ雇用のあり方も、新しいリベラルの形にアップデートすべきです。それが、飯田さんの提示した雇用のあり方には表れていると思いました。


 最後に会社と採用時期の話。16年卒から採用説明会が3月からになりました。いままではBtoB大手が5月ぐらいに残っていて、そこでいい内定をゲットすることができた。けれどもこれからは)9月ごろにずれ込む。だからそこを狙ってBtoB就職を考えておくといい、らしいです。

   正直ここらへんはよく分からなかったので、もっと勉強しようと思います。といっても、就活の勉強ってほんと嫌ですけどね……とりあえず、海老原さんや常見さんの本を読んでおこうと思います。