研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

人生で初めて飲み会での立ち居振る舞いをディスられた

いや、先輩のグラスの酒が減ってる時にお酌しないとかそういうことじゃないですよ。そういうのはたまに言われますが、最近になって意識的にちゃんとするようにしてますから。そうではなく、例えば、


僕「こんど課長に飲みに誘われたんですが、何話していいか分からないんですよね〜」


他部署の上司A「そりゃ君と話す人はみんな何話せばいいか分かんないですよw」


とか、


他部署の上司B「もっと気合い入れようよ!  俺君!  もっと存在感出してかないと」


とか、


同じ部署の1つ上の先輩「俺君、もっと喋りなよ」


などの、いわゆるコミュ障批判の指摘を受けたわけです。


実は1週間前、部署横断で焼肉に誘われた。その時、肉の焼き具合管理やグラスの空き具合管理や網の交換タイミング予測などことごとく失敗し、「次の会社の飲みではちゃんと気遣いできる新人になるぞ」と思っていた。というわけでメンバー全員のグラスにつねに目配せし、キャパシティの35%を下回ったと判断するとすぐに注ぐor次の一杯を用意するという周到ぶりを発揮した(つもり)。しかしそうした社交スキルとは別のレベル、すなわち「発言しない」というレベルで僕は指摘を受けた。たしかに僕はあまり、というか全然喋らなかった。誰が見ても、本飲み会での口数はぶっちぎりのワースト1位だった。けれども今回、僕は僕なりに頑張った。たとえば「俺君、面白い話してよw」と無茶振りされた時は「え〜w」と言いつつも、一応温めておいた笑い話をした(””ややウケ””ではあったが)。上司がボケをかました時には「〇〇じゃないですかw」と突っ込み(のようなもの)を発したりした。それに笑顔(になっていると自分では思っている表情)をつねに絶やさなかったし、決して不機嫌な見た目にはならなかったはずだ。けれども繰り返すが、先のような「お前ノリ悪いで」のような指摘を受けた。


というわけで僕はいま、失意のどん底にいる。わりと。僕はこれまで飲み会では人の話にうんうん頷いているだけだった。笑顔(略)で。それでべつに何も言われなかった。僕も人の話を聞いているのは好きだったし、べつに相手も僕の態度に不快感を表明したりはしなかった。それが今日、初めて、


「そりゃ君と話す人はみんな何話せばいいか分かんないですよw」


「もっと気合い入れようよ!  俺君!  もっと存在感出してかないと」


「俺君、もっと喋りなよ」

 


と言われた。


これまで僕が参加した飲み会にいた人はみな、


「そりゃ君と話す人はみんな何話せばいいか分かんないですよw」


「もっと気合い入れようよ!  俺君!  もっと存在感出してかないと」


「俺君、もっと喋りなよ」


のようなことを思っていたのだろうか。そして思っていながらも、それを口に出すのを我慢していたのだろうか。


明日もまた会社のべつの人との飲みがある。
僕はもう嫌だ。酒を飲んで駄弁る、親友とならこんな楽しいことはないのに、その相手が違うだけで、自分も相手も不快な気持ちになってーーさせてしまうというのか。そんな飲みなら僕は出ない。そんな気持ちにさせたくはない。