晩飯どうしようかなーとツタヤブックストアの周辺をぶらついていたら、店先に机を出して「どうぞー500円ですよー」と呼びかけをしている、中国人と思しき女性がいた。
見に行ったら、机には4種類の弁当がひとつづつ積まれていた。「どうぞーこれさっき下で(店の方向を指さしながら)作って詰めたばかり」と言われた。
「これは何?」
「これは、豚肉とたけのこの炒め」。
ぜんぜんそそられなかったが、ここで僕が買わなかったらこの店は潰れてしまうのではないか、となぜか想像してしまった。
「じゃあ、それください」
シンプルな構成。
よい。
フタをあけるとこんな感じ。
たしかに作ったばかりなのだろう、温かい感じがした。
これが具。
うん、うまい。しっかりした味付け。量もある。
米もわりと量があった。弁当箱の深さがある。
伝わるかな?
で、具になにやら紫色のものがあり、警戒しながら食べるとそれは玉ねぎだった。
なぜこんな色に? しかし甘みがあっておいしかったので何の問題もない。
おいしかったし量もあった。なにより500円というのがよい。これは助かる。
後日、昼間にツタヤ(レンタル館)の方を歩いてたら、こちらのほうにも屋台を出店して弁当を売っていた。商魂たくましい。そういうところがいいな、と思った。そして返すがえすも五反田で500円弁当はありがたい。