研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

女子大生と話してたら相手が居眠りを始めたという話

昨日、衝撃的なことが起きた。

一対一で話してたら、相手が居眠りしていた。

俺の喋りはどんだけ退屈なんだと死にたくなった。

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ある晴れた冬の朝のことである。相手は初対面ではないが過去数回だけ会ったことのある人。まあもったいぶらずに言えば職場に出入りしているアルバイトの女子大生なのだが、

 

 

その子に今日やる作業を教えていた。

 

パソコンに向かって、横でマウスを持って「ここにこのフォルダがあるので、これを開いてください」とか説明していた。

 

で、ふと横を見ると寝ているのである。

 

 

は?

 

 

 

 

 

ね、ね、ね

 

寝てる?

 

 

 

 

 

 

 

は??

 

 

 

 

 

いや、、、

 

 

僕「あのー大丈夫?   寝不足?   (^^;) (←マスクで伝わらないだろうがこんな表情のつもり)」

 

ぱち、と開眼して、無言かつ控えめに頷く女子大生。

 

僕「そうか……」(←何が?)

 

どうなってるんだ……人が喋ってる時に寝るなんて。逆転裁判のキャラじゃあるまいし。鼻ちょうちんがパチンと割れて目覚めるアニメーションが目に浮かんだわ。矛盾を指摘したら豹変しそうだな。

 

でも前から予兆がなかったといえば嘘になる。なにか退屈な単純作業を任せたりすると、席でマウスを握ったまま体をフラフラさせているのだ。完全に居眠りである。

 

またある日は、椅子の背もたれに完全にもたれかかり、右側だか左側だかに身を投げ出すような格好になっていた。

 

後ろから話しかけるたびにビクッとなってたのだが、あれも寝ていたのかも……

 

そういや前は一度寝坊して遅刻したことがあった。

 

さまざまな疑念が渦巻く中、説明を続ける。

 

僕「で、ここの引き出しに資料があるのでーー」

 

 

 

 

ふと横を見ると寝ていた

 

 

 

 

僕「あのー大丈夫?   マジで不安になる寝方だったけど」

 

女子大生「はい、、すいません」

 

 

 

その後彼女は居眠りをすることはなかった。

 

 

 

で、問題はそこからである。上記のエピソードから、この女子大生氏はわりとゆるっとしているというか、無気力で社会に適合しない感じというイメージをもつ読者もいるかもしれない。

 

しかし現実は異なる。

 

むしろ僕の介入が終わってから、この女子大生氏は、僕以外の仕事関係者たちと生き生きとした対話を展開しているのである。「期末試験がオンラインで〜」「この本に載ってる人が〜」「アハハハ(←抑制的でありながら親しみのある笑い声)」……え?  さっきまで人が話してる時に寝てたようなやつがそんな円滑なコミュニケーションを?  なんやねん。お前俺が話してる時に寝てたろ。なんでなんで…… お前、ちょっと可愛らしいからって調子乗んなよ。もし「そう」じゃなかったら待ったなしで居眠りを上司に報告してたからな。

 

 

 

この腐った一連の思考を思い出して最低な気分になったのが今日のこと。