研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

ラブライブ9話、スノハレライブからの流れ

やっときましたね。これを待ってました。

8話のラストシーン(みんなで雪が降り始めた空を見上げる)がとても印象的で、ここからスノハレミュージカルになるのかな、と思ってたんですが、9話の最後でライブシーンに入りました。

ネットでは「発情顔」とか言われていますが、僕はあまり肯定的じゃないです。PVの物憂げな表情のほうが冬っぽいかな、と。

歌詞に注目すると、一貫して愛の告白を前にした緊張感を歌っていることがわかります。「微熱の中 ためらってもダメだね」というフレーズからも、顔を赤らめるのはマッチしているような気もしますが、それをするならばフルで音楽をかけて欲しかったというのが僕の主張です。

つまり、1番の"snow halashon"ではまだ物憂げなのだけど、2番の"true emotion"で本当の気持ちが表面化して顔が紅潮する、といった具合のストーリーを組み立てて欲しかったなあ、と(わがままオタク並感)……

ところで「とどけて 切なさには」のところでカメラが一気に引いて会場のイリュミネーションが点灯する演出、これが一番の見所だと思いました。これ、すごく好きです。以前どっかで見たような気もしますが、彼女たちの思いが開放されて空まで届いていくような気がしますね。

 

と書いてきましたが、9話全体に関しては、ちょっと冷ややかにならざるを得ませんね。「雪で電車がストップ!?」のあたりからは完全にふざけてるとしか思えなかった。ただ、オープニングからの、メンバーが学年ごとに結集していくシーンは始まりを予感させる、良いストーリーだったと思います。各々の表情や造形も可愛いですしね。全然手を抜いてないなあと。

 

そんな感じで、もうなんかラブライブはこれで終わりなんじゃないかと思うほどの喪失感(誇張)あります。雪の中でライブって、まさに最終回にふさわしいと思うんですけどねえ。まあ、もちろん10話も見ます。