研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

考え事

2020年渋谷ハロウィン観察記 我慢できなかったか…なぜ若者たちは「密」を求めたのか

やはり我慢できなかったか―― コロナウイルス感染症発生を受け渋谷区長が「今年のハロウィンは渋谷に来ないで」と声明を出し、KDDIと共同してバーチャル渋谷ハロウィンというオンラインVRフェスを催し、若者の「密」を避けるよう奮闘したものの、20時30分時…

IZ*ONEのオンラインライブを見てニコ生の「流れるコメント」は偉大な発明だと再確認した

「遠く離れていても、心はすぐそばにあるよ」 昔「セカイ系」という、ある物語ジャンルがはやった。どんなジャンルかというと、一言でいえば上掲のセリフのような、物理的な距離と心理的な距離の乖離を主題にした物語系のことをいうのだった。それから20年ぐ…

考えずに書く、ということ

書こうと思うことはあるのに書かない、ということがしばしばある。 これが書く、ではなく、話す、だったらどうだろう。話したいことがあるのに話さない。なんだか別のニュアンスを帯びているが、それは話すのには他者が必要だが書くのには他者を必ずしも必要…

lalalarks(ex School Food Punishment)というバンドの「28時」という曲を知っていますか

あの日からもう11年も経っていた。School Food Punishment(以下、SFP)のウィキペディアを見て気づいた。ノイタミナというフジテレビアニメ放送枠(今もあるのかな)で始まったオリジナルアニメ「東のエデン」のエンディングテーマ「futuristic imagination…

新型コロナでわかった、リバタリアンの国・日本

緊急事態法案の件で言われるのが、国民の自由の権利を制限してまで行使してしまわないか、という点です。全体と個人、秩序と自由がトレードオフであることはどうしようもない事実なので、そこでいかにして妥協点を探るかということが問題になるわけです。 日…

声が通らない飲み会と小・中学生時代の耐えがたい屈辱的記憶

2019年の上半期が終わろうとする事実に戸惑いを禁じ得ない。だってこないだ新しくなったばかりじゃん? ってそれは平成令和改元だった。5.1。なぜか大みそか→正月ムードがあったからね。しかしそれもすでに遠い記憶だ。 金曜日、会社の飲み会があった。二次…

映画好きを公言しながら「伊丹十三?ググってもいいですか」「ええーっ!」で己の無教養ぶりに死にたくなった

会社で周りの人が小津安二郎について話していた。それで伊丹十三の話に移行しつつあるときに、「〇〇君(←私)映画好きだよねー」「あ、すみません伊丹十三をググってもいいですか」「「「ええーっ!」」」で死ぬほど恥ずかしかった。え、そんな有名なの? …

『東京カレンダー』による街の過剰な物語化について

※2018年9月発売号 『東京カレンダー』は2001年から刊行されているグルメ雑誌だが、昨年4月から編集長が変わったのか、コンセプトを大きく転換している。 表紙を見れば明らかだ。 2017年2月発売号と3月発売号。 これが4月から次のようになる。 4月発売号と5月…

なぜリベラルは政治的に正しいのに勝てないのか

リベラルは自分のことを正しいという。しかし一方で、リベラルでない人々もまたリベラルのことを「正しい」という。この鉤括弧つきの「正しい」というのが重要だと思っていて、つまりリベラルでない人たちもリベラルは狭義には正しいと思っているのだ。ただ…

アメコミのビジネスモデルーー「ダークナイト」と「ジャスティスリーグ」は違う世界の話をしているか

『アベンジャーズ』の大ヒットにより世界はアメコミという古くて新しい世界に熱狂している。だが、ほんとうの熱狂は映画とは別の場所にある。 1985年、アメコミ界は崩壊した。「ザ・クライシス・オン・インフィニットアース」……当時、DCの世界には複数のスー…

つらいことがあったときに「自分にインタビューしてみるといい」というTipsを目にしたのでやってみた

「最近つらいことがあったって聞いたけど。何かあった?」 「はい。もう最近めちゃくちゃなんです。めちゃくちゃに怒られてるんです」 「うん」 「先週ですが、月曜日から大変な目に会いました。メールのことで怒られたんです。メールの書き方ですね。怒られ…

大切な時間を捧げるに値するほど素晴らしいもの

あけましておめでとうございます。 だなんて、今更遅きに逸していてむしろ失礼なようにも思うけど、虚礼は虚礼、タイミングなんて気にする必要なし。 今年の仕事始めは5日金曜日で、すでに出社したのだが、この三連休があったためいまだ正月休み気分のままだ…

仕事の話をさせてください

申し訳なさで気が狂いそうだ。22時ごろ、僕は取引先にエクセルのデータを送ってすみやかに退社した。清々しい気持ちでタバコを吸い、電車に乗り、駅を降り、一杯引っ掛けて帰ろうかと思った。このデータを作って送るという作業は結構大変なのだ。しかし先ほ…

バーに行った時の話

俺はその日南新宿のバーに来ていた。20時すぎのことだった。21時から飲む約束をしていたが、時間があったため、一杯飲んでおこうと思ったのだ。そこは初めて入る店だった。 15席ぐらいのカウンターは一番手前の席以外全て埋まっており、この店の人気ぶりがう…

「俺あの人に嫌われてるのかな」は勘違いである可能性がある(ような気がする)

どういうことを書こうと思ったか。それはまず、次のような経験から始まる。 某部署の研修をしていた時、俺は教育係のNさんから若干の拒否感を感じた。……いやそれはもう本当に勘違いだったと今ではいえるけれども。 というか、要するに何をいいたいかというと…

職場の振る舞い方についての「解」

先日、会社の先輩に飲みに連れていかれ、就活の時の話になった。その時ぼくは結構酔っていたため、ぼくが就活の時にどのようにして頑張っていたかを話した。ぼくは就活の時、すごい元気よく、すごいリア充みたいに話していた。ぼくは面接の時、ものすごく元…

本は飛ばし読みでいいのではないか

「研修期間が終わったら確実に土日しか本が読めなくなる」と直感し、最近学生時代以上に本を読んでいるのですが、そこでさまざまな疑問が生じました。一つはどのようにして本を読めばいいのかということです。つまり、読みたい本が多すぎるがゆえにとても一…

偽中国語で偽中国語について考えてみる 使用偽中国語、思考於偽中国語

〈偽中国語〉 我昨日観劇画sf原作映画『BLAME!』。主要物語設定、人間統制下離脱機械的都市敵対人間。主人公男性「霧亥」、眼球搭載電子的AR投影機器。霧亥戦闘中、透視機器、視認敵情報。物語中鍵物品、「電網端末遺伝子」。霧亥常確認、敵所持非所持、電脳…

社会人1日目

年金手帳を持ってないので朝イチで年金事務所に行き、発行する。 会社に行く。電車の混み具合に死にそうになる。 電車を待っていたら、左からスゥーッと奴隷船が流れてきて、 (あれ?おかしいな) と思い、次の電車を待ったところ、左からスゥーッと奴隷船…

なぜ人は「ありえたかもしれない人生」について考えてしまうのか

友人に貸していた『ゲーム的リアリズムの誕生』が返却されたのでぱらぱら読み返したのですが、いろいろ考えたことがあるので草稿的に素描しておきます。 ・高校の時の別の高校に入っていたら……という仮定法過去高校2年生の4月頃、部活でいろいろ大変な目に…

平行世界の偶然性――『orange』について

佐々木敦の『未知との遭遇』を読んでいるんですが面白いです。まず最初の「ビギナーの憂鬱」からして自分が考えていることと完全一致しましたからね。 ネットとその検索というシステムによって、あらゆる情報がアーカイブされ整理された時代、なにか新しい趣…

『読んでいない本について堂々と語る方法』の感想

ピエール・バイヤールの主張は明快だ。「本は通読する必要はない。むしろ場合によっては、読まないほうがいいこともある」 読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫) 作者: ピエールバイヤール,Pierre Bayard,大浦康介 出版社/メーカー: 筑摩…

『何者』から考えた創作者のあるべき姿

『何者』を観ました。 僕は2年ぐらい前に原作を読んだのですが、当時は結構な衝撃を受け、就職活動というのはなんとたいへんなイベントなのだろうと思いました。 あれから2年経ち、実際に就活を経験した自分がどのように『何者』を読むのか興味があり、観に…

なぜ街で女性を目で追ってしまうのか

先週から大学の後期が始まりました。 大学には夏休み中にもちょくちょく行っていましたが、やはり授業が始まると人の量が全然ちがいます。 世の中にはこんなにも若い男女がいるのか、そしてその男女がこのような狭い空間にひしめき合っているとはなんと奇妙…

AIと人類の未来

肉体労働、単純作業、事務作業はもとより、すべての頭脳労働・クリエイティブ産業、コミュニケーションサービス産業(マニュアル・ノンマニュアル問わず)は人工知能に代替され、人間はベッドの上でブドウ糖溶液を注入されながらパソコンでYouTubeを見て過ご…

俺は就活というものを絶対に許さない

内定が出ました。これにて就職活動終了です。 周りを見ると、就活を終えたやつらというのは「いやあ、いっぱい祈られたけどそれはそれでいい経験だったなあ」などと言っています。 僕は全くそうは思っていません。 「リラックスして受けてください」という言…

結局、育ちの良い奴が就活では勝つんじゃないか

結局就活で見られているのは「雰囲気」であり、それは学生の「育ち」とか「環境」によって育まれるものだと思います。 こんにちは、17卒NNTです。 内定がありません。 自分で言うのもおこがましいですが、僕は学生時代にけっこうすごい経験を積んでいます。…

第1志望に落ちました

昨日、某出版社の2次面接を受けたのだが、今朝お祈りが来た。かなり志望度が高いところだったので、悲しい。とはいえ落ちただろうなとは思っていた。面接を受けながら、「あ、俺ヤバイ」と思っていたのだ。ESに書いていたことはまったく質問されず、「もし……

感想:岡本一郎『グーグルに勝つ広告モデル』(光文社新書、2008)

昨日代々木を深夜徘徊している途中に寄ったブックオフで発見し、衝動買いしました。 グーグルに勝つ広告モデル?マスメディアは必要か? (光文社新書) 作者: 岡本一郎 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2014/03/14 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを…

リップヴァンウィンクルの就活

今日は某企業の説明会でした。あまり興味はないところなのですが、志望業界だったので行ってきました。会場に入って、机の資料をパラパラとめくっている時、何かの違和感をもつ。なんというか……右翼? 学生のうちに読んでおくべき本とか言っておくべき場所と…