大学入って左傾化を実感しています

　最近考えることがありまして、それはタイトルにある通り、自分が大学に入ってから左傾化しているな、という自覚のことです。

　高校生の時はハム速*1のうよっきーな言説を読んで「そうだったのか……いままで俺は騙されていたのか！」と（話半分に）信じていたものです。

　検索してみれば分かるのですが、まとめサイトって保守系思想のものが多いですよね。僕は高校に入ってから２ちゃんねるまとめサイトに嵌っちゃって、基本的に語りスレの記事なんかを読んで楽しんでいたのですが、知らずの内にそういう考えを刷り込まれていたようでした。

　それでまあ、大学に入る前からですが、ハム速なども例の事件*2から読まなくなって、だんだん真ん中の方へ戻って行ったという感じです。だからタイトルの「大学入って」というのは少し違うかもしれません。

　ただ大学入っていろいろな本を読んだり、ネットでさまざまな価値信条に触れていく中で、一層リベラル寄りになったような気はします。もしかしたらそれを助長するのが、大学の校風――以前極左が活動していたときの名残――みたいなものなのかもしれません。*3あくまでイメージ、連想の話です。

　学生運動とかって今はかなり下火になっていますが、僕らの親の世代なんかはドンピシャなんですよね。それなのに高校の日本史なんかでは、戦後史はほぼ駆け足でそういった社会情勢の教育はされなかった。ちょっと残念ですね。

　学生たちを一種の武力衝突にまで動かした「原動力」とは何だったのか。ちょっと興味が湧いたので調べてみたいなあ、と思った一日でした。

全学連と全共闘 (平凡社新書)

中核VS革マル(上) (講談社文庫)

東大落城―安田講堂攻防七十二時間 (文春文庫)

*1:ハムスター速報。元２ちゃんねるまとめブログ→http://hamusoku.com/

*2:やらおん、はちま、刃、ハム速、ニュー速VIPの２ちゃんねる転載全面禁止命令に伴いライブドアブログ倒産か？:Birth of Blues

*3:ちなみに僕の大学では今は休み時間ごとに「セクトには関わらないでください」みたいなアナウンスをキャンパス内に流しています。