文化系トークラジオlife聞いてたら、「ポエムが流布するのは負けてる時」っていう話があったんですけど、それは確かにそうだと考えてました。
例えば高村光太郎の『道程』、あれ小学生のとき国語の教科書で読みましたけど、あれは戦時中に戦意高揚のためにメディアで利用されてたらしいですね。知りませんでした。そして現在、景気の良くないときにポエム的な、物件や保険のキャッチコピーが生成されている、と。
それで僕はといえば、最近は音楽を聞くときも歌詞を傾聴したり、小説を読むときも詩的なフレーズに釘付けになったり、なんかポエんでるんですよね。
趣味で書いてる小説も、一番新しい作品には、そんなポエムっぽい表現をたくさん盛り込もうとしていることに、気づきました。
これ、方程式を逆さに読めば、僕は今、負けている*1ということに……
まあ、だからといって、ポエムをやめたら勝利に傾く*2というわけでもないですし、しばらくは、はんなりしたポエムの世界に浸かっていようと思います。
ガイアが俺にもっと輝けと囁いているんでね……