研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

返品のときのアマゾンの微妙な対応

人に進められた「狼と香辛料」をアマゾンでポチったのですが、配送開始メールを見て目が飛び出ました。

 

×2 「狼と香辛料電撃文庫)」

 

なんと、間違えて2冊購入してしまったのです。

 

あわてて注文キャンセルを試みるも、ヘルプを熟読したところによると、配送開始通知後はキャンセル不能で配達後に返品するしかないということでした。

 

それでやむを得ず返品についてあーだこーだ調べたのですが、どうやら返送料が500円もかかるらしい。600ちょっとの文庫本を返送するためにダンボール箱に入れて500円取られるんですよ。ちょっとそれは腹立ちますよね。

 

というわけで、アマゾンのカスタマーサービスに連絡をすることにしました。連絡方法は電話・チャット・メールの3種類がありました。電話・チャットだと1分以内に繋げてすぐ応答してくれるそうですが、僕は対人恐怖症なのでメールにしました。「文庫本一冊なので、メール便で返送しても大丈夫ですか?」と。

 

で、翌朝カスタマーサービスからメールがきました。なんと「今回に限り当社で返送料を負担いたします」とのこと。さすが多国籍企業のトップを走るアマゾンですね。注文書に「カスタマーサービス連絡済み」みたいなことを書いて、返品する本と一緒にダンボールに入れ、着払いで送りました。ちなみにアマゾンが指定した集荷サービスを利用しました。全部ネットで手配できて便利ですね。

 

そして翌日、カスタマーサービスから2通のメールが。一つ目は「返品受理しました」的な内容で、もうひとつは「返金処理完了しました」っていうやつ。その返金処理の明細を見たら、とんでもないことが書いてありました。

 

なんと、本の代金から返送料を差し引いた137円だけを返金したというのです! やっぱアマゾンって糞だわ。

 

僕は直ちにカスタマーサービスにメールをしました。「返品代金と返送料の差額しか支払われていません。対応をお願い致します」みたいなできるだけ慇懃無礼感じで速攻送信。案の定連絡は翌日の朝来て、「申し訳ありませんでした。ただいま500円分を支払いました」とのこと。

 

具体的な内容は確認するのも面倒なので書きませんけど、「これからもアマゾンをどうかご贔屓に」みたいなことも書いてあって、それはちょっと好感が持てました。

 

というわけで初めてアマゾンの返品する人は、とりあえずカスタマーサービスにメールしておけば一回だけ返送料負担してくれるかもしれませんよ、と。。

 

しかし疑問だったのが、書籍の返品基準についてです。ヘルプのところには、「開封済みだと価格の50%返金」と書いてあるんですが、書籍って開封もなにもないですよね。送られてきた時はビニールに梱包されてますけど、でも剥がさないと困りますよね。注文書とかも中に入ってるわけですし。その辺がよく分からなかったのは、なんとかして欲しいと思います。

 

僕はできるだけ傷つけないように最新の注意を払って狼と香辛料1冊だけを取り出して再梱包したんですが、もしかして一回読んでから返品してるユーザーとかいるかもしれませんよね。そういうのはアマゾンは想定してないんでしょうか。

 

 ところで狼と香辛料はそんなに面白くなかったです。しかしこんなに絶賛されている本を面白く感じないというのは、なんだか自分がマッドな人間なようで不安な気持ちになります。今すごく不安です。

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)