研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

2024年 1,2月まとめ

やばい! 忙しいな〜などと言い訳していたらもう2月も終わってしまった。社会人になってから、月1回はブログ更新しようと決めていたのだが……たぶん更新してなかった月もこれまであっただろうけど、うーん、悔しい。自分との約束を破ってしまった。

2024年に入ってまずやったことと言えば、

 

Nintendo Switchを買った

今更。コントローラーと画面が一体化しているっていうのはすごいですね。しかも、それを2つに分割して友達と対戦することもできる。なんという発想! すごい。人々を楽しませるために頭のいい人たちが議論して試作してつくった、最高のおもちゃという感じ。

有機ELモデルを買ったから、画面の発色もめちゃくちゃきれい。携帯機でこんなグラフィックで楽しめるのか? と、マリオカートをやっていて感動しきりだった。マリオカートDS(2005)からどれだけ進化してるのよ。

 

Splatoon3をはじめた

Switchと、マリカーと同時に購入。めちゃくちゃおもしろいですね。最初はヒーローモードを地道にやってたけど、なんか作業と化してきたな〜というタイミングでオンラインのナワバリバトルを初めてから本当の楽しさを知った。

塗るという非暴力だが侵襲的な行為によって戦うという発想がすごい。そのプレイキャラがイカという、自然界においてスミを吐く生き物をモチーフにしているのもうまい。あらゆる設定や世界観が海の生き物に関するワードをもじったりかけあわせたりして作られているのも、センスがよすぎ。ハイカラ/バンカラなストリートファッションをデザインコンセプトとして用いるのも楽しい。総じてひとつのゲームとしての設計が、微に入り細に入りこだわられている。敬服する。

……みたいに、いろいろ感心しながらやってます。

 

ビジネスプランニング・ワークショップをやった

会社の研修で、そういうのに参加した。1回で終わりじゃなくて、グループで継続的に取り組むプログラム。みんなでアイデア出しして、新規事業を考えて、コンセプト練って、競合とか市場の調査して、マネタイズ考えて、キャッシュフロー表つくって、プレゼンのスライドつくって……というのをやった。大変だったけど楽しくもあった。

いろいろ思ったことはあるけど、やっぱり手を動かすことが大事だな〜というのが一番でかい。アイデアを口にするだけならわりとできるんだけど、それを具現化して人に見せるところまでやるのにカロリーが必要なわけで、そこを端折ってるといつまでたっても前進しない。要件定義を綿密にするのではなく、とりあえず手を動かしてみるということ。

 

仕事で達成したこと日記をつけている

去年の12月からやっている。高校生の時から使っているアプリ「瞬間日記」に、今日はあの資料をつくったとか、懸案事項だったあのメールに返事したとか、打ち合わせでこういう発言をして流れを作ったとか、そういう小さな成功を箇条書きしている。

もちろんうまくいく日ばかりじゃない。嫌な出来事が脳内でふんぞりかえったまま夜を迎える日もある。でも、何かしら自分はやり遂げたんじゃないか? やり遂げてなくても、1%でも何事かを進めてないか? と問いかけて、それを書いている。

書いたものを振り返るということはあんまりしない。というより、書くという行為、書くために自分の仕事を振り返るという行為それ自体に意味があると感じている。1日に意味付けしていく作業。自分のこの1日は無駄ではなかったんだ、と確認する時間。

 

いろいろ本を読んだ

本当は感想を読書メーターに書くべきなんですけどね。筆無精でぜんぜん更新できてない。

『世界一流エンジニアの思考法』

はてな界隈で話題の書。さっきの「まず手を動かせ」という話はここで頭にインストールされたので、触発された。マイクロソフトで働いているエンジニアの人の話。「早めに失敗することを良しとする文化」っていいな。自分の上司も「たくさん失敗するといい」って言ってくれるのでありがたい。

あとは本の後半で、現場で手を動かしているプログラマの評価が低くないか日本は、と著者が提起していて、自分はエンジニアじゃないけどわかる気がした。

 

あとはこれとか(薄いのでサクッと読めました)、

 

これとか(難しい言葉とかが出てこないので気楽に読めました)。

ほかにもいろいろ読んでるんですが、途中で止めて他の本を読み始めたりして、通読してない。60%ぐらい読んだところでほかの本に手を出してしまう。でもそういう読み方も別に悪くない、どころかいろんなジャンルを行き来して知識がスープ状になっていくのがおもしろいとさえ思うので、まーいーか。

 

令和ロマンのラジオを聴いている

stand.fmで配信している「令和ロマンのご様子」。

stand.fm

M-1を見てから気になって聴いたら面白くて、直近半年ぐらいの回は聞いた。冒頭のコーナー「これって思うの私だけ?」が、たまにぜんぜん「あるある」じゃない極私的雑感が送られてきて、おもしろい。

 

ラランド・サーヤのバンド「礼賛」かっこいい

Apple Musicで聞いたんですが、全部メロディが心地いい。ちょっとサチモスっぽいおしゃれバンド感がある。「ゲス」の川谷絵音が参加している。ボーカルのサーヤの声もよくて、とくにラップのバースがめちゃくちゃかっこいい。似合ってる、というのも変だけど、とにかく耳心地がいい。2月はアルバム「WHOOPEE」をずっと通しで聴いてた。東京駅の構内を歩く時も、通勤の地下鉄に乗る時も、最寄駅から家までの帰路を歩く夜も……。

公式YouTubeでは「TRUMAN」が人気だけど、アルバムの中では「Mine」がおすすめです。ギターのリフが気持ちいいのと、歌詞の細かいライムがうまい。

WHOOPEE

WHOOPEE

  • 礼賛
  • J-Pop
  • ¥2139

music.apple.com

 

マッチングアプリを

久しぶりに始めた。あんまり気負わずにぬるぬる〜とやって、2ヶ月ぐらいで辞めることができた。一度アプリで相手を見つけることができたという成功体験が味方して、自然体でいられたような気がする。

メッセージをどういうふうに書けばいいのかとかも、正直、慣れた。あんまり、アプリだからどうこう、という感じよりは、初対面の人と仲良くなるために礼儀と誠実さを持ちながら相手に興味をもつ、という言ってしまえば当たり前の姿勢で望むのがいいんだろうな……と思った。

でもこういうのも結局知識ではわかっていても身体感覚で失敗を繰り返さないと身につかないわけだから、これまでいろいろ失敗してきたからこそだなと、いま書きながら思った。