【この記事の要約】
2週間前のカムバックを期にIZ*ONEを知りハマってしまった僕はイェナを推すことになった。しだいに熱は加速し、今はもうつねにイェナのことで頭がいっぱいになっている。明日からまた仕事だが、ぜんぜん手がつけられる気がしない。
【本文】
2週間前、IZ*ONEを知り、ヘウォンがすばらしいという記事を書いた者です。
メインヒロインだ、などと言っていましたが、撤回します。
いえ、決してヘウォンのhaterというわけではないのですよ。そしてメンバーに順位付けなどという傲慢なことをする気は毛頭ないのですが、しかし、僕の中ではイェナが一番であるという事実はゆるぎないものになっており、認めざるを得ない。
というかヘウォンが好きだって書いた1週間後にはイェナ推しに化けてましたからね。
izoneの推しはカンちゃん、と言ったが、イェナもかわいい。
— リーブス (@liefesez) 2020年2月23日
明確にイェナであることが俺の中で分かったので、イェナに推し変します
— リーブス (@liefesez) 2020年2月24日
チェ・イェナ、1999年9月29日生まれ。彼女の魅力はなにか。一言でいえば、「プロ意識により生み出されるギャップ」だと思います。
イェナはポジション的にはコメディ担当である、という見方に反対するWIZ*ONEはそういないでしょう。笑ったり怒ったり悲しんだり、まあわりとコメディ的に表情を変える人です。持ちまえのハスキーボイスからくりだされるトークは、韓国語特有のイントネーションもあり、とてもかわいい。
僕がすごいなこの子、と思ったのはこの動画です。
方言と言われても韓国語がわからないのでそのニュアンスはつかめないのですが、字幕で意味を把握することはできます。韓国のバラエティ番組で、おそらく芸人かなにかにいろいろ追及されるのですが、当意即妙（台本？）な切り替えしで場が沸くというシーンです。これを見て、ああ面白いし機転が利く子なんだなと思いました。
あとはこの動画はもうかわいいですよね。
【日本語字幕】口紅をつけられ泣いちゃうイェナ🐤【アイズワン/IZ*ONE】
かわいい。
この二つの動画、いったい何回再生したでしょうか。もうわかりません。
でも最初にイェナに興味を持ったというか、この子いい子だなと思ったのはIZ*ONE chuシーズン１のEP4でした。かいつまんで話すと、メンバーがデビューまでにお世話になった先生とかに挨拶に行って手作りお弁当をあげるという回なのですが、イェナはひとりで自分の家族の家に行くんですね。で、家族4人でご飯を食べる。そこで持ってきたお弁当をあけると、そこにはキンパ（韓国式ののり巻き）がある。実はイェナ、小さいころに小児がんに罹っていて、その治療費を出すためにご両親は朝早くからキンパを作って売っていた。だから恩返しに今度は自分がキンパをつくって食べさせる……
[日本語字幕] IZ*ONE CHU EP.4 イェナの家族への想い
勘弁してほしい。こんなの見せられたら推さざるを得ないでしょ。俺も泣いちゃったし。初見だけど、そんなにイェナに興味なかったけど、これ見て泣いちゃったし。そして推しになったし。
もうね、つらいんですよ。こんなにいい子が頑張っている。他方俺は……ってそんな自己憐憫はやめましょう。とにかくイェナはすごいんですよ。
大変な過去を乗り越えて、明るく生きてるんですね。お父さん譲りのお笑い志向で生きている。
けれども舞台ではまったく違う顔を見せてくれる。
[MPD직캠] 아이즈원 최예나 직캠 '라비앙로즈(La Vie en Rose)' (IZ*ONE Choi Yena FanCam) | @MCOUNTDOWN_2018.11.15
かわいいというより、セクシーさを前面に出すんですよね。いまはガールクラッシュと呼ぶらしいですけど。歌とダンスがメンバーのなかで突出してうまいのかどうか、僕にはよくわかりませんが（なぜならみんな揃ってめちゃめちゃうまいので）、きびきびしていてばっちりだと思います。プロですよね。プロ。やるときはちゃんとやる。すごい。敬服するしかない。かっこいいとさえ思う。イェナかっこいい。ほれぼれする。IZ*ONE chuかENOZI-camか忘れましたが、撮影時のイェナの切り替えっぷりにメンバーが惚れ惚れする、というシーンがありましたが、どうかでさえこうして感動するのだから、近くでそれを見ているメンバーは、イェナがどれだけ凄いのかというのを、間違いなく、僕らよりも知っているはず。
でも日常パートだといじられ役が多い。それゆえのギャップよ。これがほんとうに魅力的。
【Choi Yena】イェナの一生懸命な日本語集 Part1〔IZ*ONE〕
この動画はIZ*ONEが出演した日本のメディアからイェナの部分をまとめたものですが……めっちゃかわいい。たどたどしくて。韓国語だといつも威勢のいいイェナが、日本語だと一転守勢になる。最高。イェナは結構、ほかのメンバーと比べても、日本語はうまくないけどでもがんばって何かしゃべろう！ という気概が強いですね。伝わらないかもしれないけど喋ろう、と。一生懸命さ、ひたむきさ、そのプロ意識に心酔してしまうんですよ。
あとイェナは中国語が話せます。
それから一発芸的なものも持っています。
しゃべくり007に出た時も炭酸入れ芸をやって、盛り上げてましたね。
かわいすぎるんですよ。
1週間前、IZ*ONE公式ファンクラブに入って、プライベートメールも登録しました。まあまあの出費ですよ。でもプラメはハングルで読めない。グーグル翻訳にかけてもいまいち要領を得ない。勉強するしかねえじゃねえか！ ということで本を買うが、仕事が忙しい。でも仕事が手につかない。イェナの動画を見たいからだ。しかし日本語検索で出てくる動画は早晩見尽くしてしまう。検索ワードを広げるためにも、韓国語を勉強した方がいい。でも土日も仕事でやらなきゃいけないことがいっぱいある……
コロナウイルスで世間は動揺していますが、僕はイェナというハッピーウイルスに感染してしまったのでした。
いったいどうすればいいんだ。明日からまた仕事が始まる。宿題はやり終えていない。ていうか今日僕は「ファン歴2週間のオタクがIZ*ONEのメンバーを語る」という記事を書く予定だった。だができなかった。伊坂幸太郎の「AX」を読んでいたからだ。馬鹿か。いや伊坂はいいんだけども。だから、イェナのことが、IZONEのことが好きなんだけど、なんかこう、沈潜できている感じがしない。僕はただ法的にグレーな動画を視聴して、それでこうやってブログを書いているだけだ。ファンクラブに入ったり、サブスクで再生回数を伸ばしたりといったことはしているが、直接的な貢献ができていない。
というか、最近思っていることなのだが、僕はイェナからあまりにも多くのものを受け取っているにも関わらず、イェナにあげられるものがまったくない。貢ぎたいのだが、どうすればいいのかわからない。同じCDをいっぱい買うというのはちょっと、冷静に考えて違う気がしている。まったく投げ銭というのはよく考えられた仕組みだ。シンプルであるがゆえに貢献している感がストレートに得られる。それはともかく僕はイェナにどのようにして貢献すればいいのか。
スタートダッシュがあまりにも遅かった。IZONEの契約終了まであと1年しかない。僕はPRODUCE48を見ていないし、今回の不正投票による活動休止も事後、遡行的に知識として知っただけであり、一緒に乗り越えたという感慨がまったくない。この1年半の蓄積を知らない。そして恐ろしいことに、今回の不祥事によりPRODUCE48の配信は公式に停止されている。そのため彼女たちの誕生譚、オリジンを学ぶことができない。
しかしそれでも私たちは、ネットの沃野からその一端を垣間見ることができる。
PRODUCE48 [단독/직캠] 일대일아이컨택ㅣ최예나 - ♬내꺼야 180629 EP.3
まあ、公式の動画なんですけれどね。たった2年前とはいえ、やはり顔つきも違っている。だって当時18歳ですからね。幼い顔つきでありながらあか抜けている。何より視線。つねにカメラを意識し、ここぞというポイントでウインクを飛ばす。こういうのも自分で研究してやったのかなあ、などと思いを馳せることしか僕にはできまないのです。
思いを馳せることしかできない。いやいや、でもなんとかして、韓国に行くなり日本のライブに行くなりして、その姿をこの目で見たい。そして僕はこう思うだろう。「推させてくれてありがとう」と。イェナの動画には英語のコメントも多い。ラップできるし歌うまいしダンスうまいしキュートで可愛いしコメディアンでもある。自慢の推しです、と。
あと1年しかない……ていうか、明日からの仕事どうしよう……マジでなんも準備してないんだけど……とか言いながら月曜夜の予約投稿の設定してるわけですが。
つくづく、人生は難しいなあ……
