研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

【GoTo】福岡一泊旅行記 往復3.7万円、ごまさばを食べる

9/21(日)・22(月)の一泊で福岡旅行に行った。シルバーウィークだが、4連休の「中日」なので航空券も安い。成田空港周辺を散策したのち(前回参照)、福岡空港行きのジェットスターに乗った。福岡に行くのは確か大学3年の時の長崎旅行以来。帰りの飛行機の出発前に博多のキャナルシティに立ち寄っただけだ。

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初めて非常口横の座席に座った。広々としているが、荷物を足元に置けないなどの制約も

 

到着後、空港線に乗って赤坂駅へ。14分。ほんとうに市街地から近い空港だな……少し歩いて目当ての店・ごまさば屋へ入る。昼は行列ができる名店らしい。定食の種類も豊富だったのだが、「ごまさばセット」なる晩酌メニューがあったため迷いなく決断。ごまさば+揚げ物を3種類から一つ選択+つまみを8種類ぐらいから2つ選択。声の高い快活な店員さんが手のひらにボールペンでオーダーを書き込む。

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福岡名物・ごまさば(と、見切れているビール)

 

すぐに出てきたごまさばを一口食べて、白米と一緒に食べたらうまいということを確信した。そりゃあ「ごまさば丼」も人気になるわ。今回は白米ないけどな……そう思っているうちに、明太子、アジフライ、茄子の揚げ浸しが来る。え、量が多いんだが?  こんなに盛っちゃっていいの?  一人分でしょ??

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これで2180円は極端に安い!

 

いやービビった。揚げ浸しもアジフライも明太子もうまい。ビールがすすむすすむ。ただ成田空港でビールと缶チューハイを飲んで軽く頭痛がしていたため、ジョッキ一杯で自重した。

 

成田で急きょ予約したホテルにチェックイン。1泊4000円ぐらい。これで朝食付きというのだから安い。部屋はマニュアルロックでやや古びていたが、文句は言えない。少し休んで、日本三大繁華街の一つ・中洲へ。ドンキホーテに接するここ空港線中洲駅には、茶髪や金髪でヒールの高い靴を履いた女性が次々と降り立ち、つい目を奪われる。

 

この日の朝届いたばかりの2.5万円の中華スマホ・Xiaomi Redmi note 9Sで、夜景モードで撮ってみましたよ。

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という感じで中洲の一番南まで歩いてみた。いやあ、空港からすぐ近くにこんなワイワイする空間があるんだなあ。今更だが中洲というのは下記地図のような位置関係にある。

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真ん中にある文字通り中洲地帯が「中洲」

 

左側に天神があり、右側すぐに(写ってないが)博多駅がある。で、博多駅のすぐ横に福岡空港がある。「コンパクトシティ」と称揚される理由だ。

 

装備をiPhoneに切り替えて、中洲の川沿いをまた歩いてみる。

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福岡名物の屋台がたくさん並んでいる。東京では見られない光景で、ワクワクする

 

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柳がいい味出してる風景


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川面が反射する光

 

写真が下手すぎるのだが、実際にはもっと艶があって熱をもった風景だった。なんだろう、歌舞伎町よりもホットというか、温かみがある感じの街だった。それが何に起因しているのかわからないが(たんに気温の問題か?)、道を歩く若者たちも楽しそうに見える。

 

ていうか、なんか若者が多いんだよな。歌舞伎町にはもっとスーツのおじさんが多いけど。全体的に、若い。川に挟まれた小島という地理的な背景もあり、限られたスペースのなかで刹那的な快楽を追い求めるしかない大変さのようなものも感じた。

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帰りに振り返った、中洲中心部へと至る入口

 

涼しい夜道を歩いて帰って寝た。

 

朝、ホテルで朝ごはん。そこそこちゃんとしたご飯。優れておいしいとは言わないが、おいしかった。フロントの人が給仕もやっていた。素朴だけどもてなそうという感じがとても良かった。あ、平和台ホテル大手門というところです。

 

朝ごはんの後は長浜ラーメンで有名な長浜の魚市場に行ったのだが、目当ての寿司屋はすでに行列。諦めて天神をぶーらぶら。「渋谷や原宿に相当する街」と福岡のユーチューバーが言っていたが、ウーム。まあ、規模は違えど、そういう役割なのかな。書店を巡って、「コンパクトシティ福岡が再生した理由」みたいな本を手に取るも買わない。買っときゃよかったのに。

福岡市が地方最強の都市になった理由

福岡市が地方最強の都市になった理由

  • 作者:木下 斉
  • 発売日: 2018/02/18
  • メディア: Kindle版
 

 

 

博多駅周辺もぶーらぶら。高校時代、担任の先生が「九州の女性は男性に対して腰が低いのでおすすめ」と言っていたことを思い出す。また大学時代、この辺を歩いてて「美人多くね?」と驚いたことを思い出す。またネットニュースレベルだが、福岡は職が少なく大卒男性が大阪や東京に流出し、九州全域から集まった女性が「余る」事態に陥っているという話を思い出す。

 

で、福岡空港へ。博多駅から5分。近!!!これはいくら言っても言い過ぎということはないのだが、やはり福岡空港のアクセスの良さはすばらしいよ。つねにすでに世界に開かれている。空港まで市内中心部から一瞬というのは、住民のマインドにも大きな影響を与えているのではなかろうか。

 

で、空港で朝食べられなかった海鮮を食べた。刺身醤油が甘かった。九州を感じる。
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天ぷらも美味しかったです

 

で、ジェットスターで離陸……
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すぐ市街地が見える!


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これさっきの長浜じゃね?

 

機内ではすぐに爆睡。気付いたら着陸態勢に入っていた。
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そしてなんにもない成田空港へ帰還

 

帰りはバスで東京駅まで。1000円とリーズナブルだが、渋滞に巻き込まれて到着時刻が大幅にずれ込んだ。そうか、バスはこういうことがあるわけだね。学んだよ。

 

1泊2日の旅、宿泊費込みで約3.7万円。ふつうに土日に同じことをやると高くつくのかな。シルバーウィーク中日とはいえ、連休中だから少し高かったかもしれない。でも仕事に穴を開けずに4万円弱で福岡を楽しむことができるのであれば安いと考えていいよね。コンパクトシティ福岡、気軽に再訪したい。