研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

GoToのために無理して旅行して疲れた

都民にGoToが適用されてもう3ヶ月ぐらいが経つ。一人で週末に旅行をしまくったが、なんで無理して疲れているんだろうと思った。11月1日日曜日、名古屋に行った時のことである。

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中部空港(セントレア)から名鉄名古屋駅へ行く特急・ミュースカイ(左)。たしか1000円ぐらいだったかな。調べるのも疲れた


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車窓からの景色は結構いい。車内にはWi-Fiもあったような気がする

 

名古屋では、駅の地下街にあった定食屋でみそかつ定食を食べた。そのあと、駅の目の前にある映画館でTENETを見た。べつに名古屋の映画館に興味があったわけではない。週末は旅行の予定で埋まっていて、見るタイミングがなかっただけだ。名古屋でやりたいことも特になかったので映画を見た。つまり東京でもできることを名古屋でやった。

 

映画を観たあとはホテルに行った。すごく安かった。税込3350円。GoToで1172円引き。1000円分の地域共通クーポンをもらう。差引1178円の出費。
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日曜の夜。人気がなくガラガラだった

 


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最低限の広さ。喫煙ルームなので黄ばんだ感じ。ベッドが低い感じだったけど別に問題ない

 

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窓から。向かいの建物は……?

 

この建物、夜になるとなんかクラブ的なイベントが行われていた。「イケナイ太陽」とかが大音量で流れ、微妙なMCが聞こえてきた。かなりうるさい。

 

ホテルの微妙な速度のWi-Fiに接続し、ダラダラする。19時ぐらいになり、日曜の夜の不安が募ってくる。旅行先にいても同じだ。明日から仕事という事実は消えない。むしろ、朝から新幹線で東京に行くというひと手間がかかるので、通常より疲れるかもしれない。当初は、それこそが楽しみだったのだが。

 

飯を食いに行く。名古屋の有名店。去年名古屋の友人に会いに行ったとき、教えてもらったものの行けなかった店だ。

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3階建てになっている

 

日曜の夜にもかかわらず列ができている。周辺をぶらぶらして、やっと入店した。一人で食べる雰囲気の店ではない。みなワイワイ酒を飲むために来ている。カウンター席というものもない。
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これは酒ではなくて水


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青菜炒め


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ハーフチャーハン

 

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ハーフ台湾ラーメン

 

台湾ラーメンはネットで見た通りけっこう辛かった。麺をすするとむせそう。スープを飲むのもむせそう。辛さの奥にうまみあり、と言われるようだけど正直そんなにうまみは感じなかった。それよりもむせるのを回避するためにゆっくり食べなきゃいけなくて、疲れた。チャーハンはふつう。青菜はうまかった。また、途中から相席になったのも精神的に疲れた。

 

わざわざ名古屋に来て、なんで疲れてるんだろう……
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ホテルまでの道中にあった「川」

 

近くのコンビニでイカとビールを買って晩酌して寝た。結局、うまいかどうかわからない店に行くよりも、こうして宿で晩酌するときが一番心安らいでしまう。

 

翌朝、早くから起きてチェックアウトし、名古屋駅に歩いた。
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朝焼け、曇り空

 

で、新幹線に乗り、朝ごはんとしてみそかつの駅弁を食べた。おいしかった。今回の旅行で一番満足したひとときかもしれない。でもそれもひとときに過ぎず、品川で降りると、いつも通りの仕事の日々が始まっているのだった。

 

金をかけて疲れてきた。そんな印象があった。名古屋からエクストリーム出社。名古屋で何してきたの? べつになにもしてない。有名店に行ったけどそんなにおいしいと思わなかった。これがおいしかったら感想も変わってたのかな。でも、日曜の夜の孤独と不安はどこにいたとしてもなくなりはしない。どこにいたとしても。