研ぎ澄まされた孤独

とりとめのない思考を無理に言語化した記録

平日に取る有給、最高〜

11日(月)に代休を取った。平日に休みを取ったのはいつぶりだろう。10月ごろに夏休みを取って、年末年始に休みを取って、それ以来か。朝はごろごろして、12時ごろに家を出て吉祥寺へ行った。

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駅近くのつけ麺やでつけ麺を食べた。ポタージュスープがかなりおいしかった。

いろんなことを思い出しながら街を歩き、井の頭公園を歩いた。葉桜の季節。川べりのベンチで本を読む人の凛とした姿勢。

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池をぐるっと回って北口のアーケードをぶらっとして、駅へ戻って吉祥寺を去る。

新宿から大江戸線で六本木へ。森美術館でやってるChim↑Pomの展示を見た。大学生の時、歌舞伎町の取り壊し寸前の雑居ビルで行われた展示を見て、現代美術ってこんないろいろできるんだ、と驚いた記憶がある。

写真は、福島の立ち入り禁止区域で「開催中」の展示に関する説明(?だったっけ)の音声がずっと流れており、いつまでも行くことのできない展示を虚無空間で想像する、というインスタレーション。

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見晴らし良し。

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1時間半ぐらいじっくり見た。平日って全然お客さんいないのでゆっくりのびのびできた。森美術館の入り口も全然人いなかった。土日はあんなに並ぶのに。平日最高! と思った。大学生の時に、こういうところ巡っておけばよかったかもしれない。

 

で、せっかくなので屋外展望台にも行った。500円の追加チケットを払えば登ることができる。ここも人は全然いないかった。

エレベーターで屋上階に上がる。出てすぐの角はこんなふうに怪しげにライトアップされていた。
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上へ……

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実はここ、五反田在住時代に幾度となく行ったことがある。6000円の年間パスポートさえ持っていたぐらいだ。買ったばかりの一眼レフを提げ、この風吹き荒れるスカイデッキに通い詰めた。それでどんなにすごい写真を撮ったのかといえば、べつにそんなにすごい作品は残せていない。写真を撮るというよりも、肉眼で見ることを楽しんでいた。土日は人でいっぱいの撮影スポットも、平日は人っ子一人いない。記念撮影をしてあげるスタッフの人もいない。ベストポジションでカメラを構える。F値上げて、ISO感度下げて、シャッタースピード長くして。

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おそらく、平日のほうが土日に見るよりも光っていて綺麗だと思う。このビル群で働いている人がいるので。

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ここで写真を撮ったのはいつぶりだろう? それを覚えているのは僕しかいないので、僕が忘れてしまえばそのことを覚えている人はこの世に1人もいなくなる。

 

帰路。ヒルズ地下にあるラーメン屋に入った。篝(かがり)という店。鳥白湯がすごーくおいしかった。トリュフつきのやつにしたのだが、べつにトリュフはいらなかったなと思った。スープがとにかくうまい。生姜とかニンニクとかの薬味は入れないほうが良い気がした。
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